2010年10月21日木曜日

フロートバランはインピーダンスが変動しやすい

今回のEHアンテナ+フロートバランは不平衡端子のGNDの状態によって
アンテナのインピーダンスが変動するのでとても調整がシビアだった。
強制バランのときは中心周波数が変動したがフロートバランのときは
インピーダンスが変動するので厄介だ。
今も完全には追い込めていないがSWR1.1以下にはなっているのでよしとしよう。

シリンダーと同軸ケーブルが切り離されるとインピーダンスが低くなるようである。
つまり、フロートバランを入れないとき同軸の外皮がアンテナとして動作していることを示す。
それがどの程度同軸から輻射するかわからないが、蛍光灯がつくほどは輻射していない
のではないかと思う。(10W入力で・・・)
同軸にコモンモードがのるといっても微小で高周波感電やまわり込みなどは経験していない。
逆に言えばフロートバランは入れないとだめで、そのほかにも平衡不平衡変換の仕組み
を作ってやらないとすぐにシリンダーの片方が同軸ケーブルの外皮と結合しようとする。
EHアンテナの回路そのまま作ったのでは多少は同軸外皮にコモンモードが乗る
のではないかと思う。

HECのコンデンサーが明日届く予定。
それまで仮の1000pfで補正してテスト。今のところは問題は出ていない。

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