2011年4月4日月曜日

RIPの負荷分散その2

RIPで負荷分散をやってみたのだがIX2015には動的ルーティングによる
負荷分散は実装されてないようで静的ルーティングでのみ実装されてい
るようだ。唯一の欠点と言える。OSPFでもだめなようだ。
ただ静的ルーティングでの負荷分散(ロードバランシング)は良好だった。
いろいろ試した結果、RIPを使いながら静的ルーティングでルーティング
してやると 負荷分散と回線の冗長化が可能なことがわかった。
(VLAN trunkingを使ってFe0/0.1 Fe0/1.1での負荷分散と冗長化)
ここでひとつ落とし穴、LANポートに直接つなぐと勝手に普通は
ルーティングされるが、1812JのVLANインターフェースはkeepaliveが無く
常に生きてる状態になっているので静的ルーティングのままだと
回線の片方が接続断になったとき1812J側で生きてると勘違いして
パケットを送り続けてしまう。これを回避するにはRIPを使って回線が
接続されていないルーティングテーブルを除去する必要がある。
ので、ただ単に静的ルーティングを張っただけではロードバランシング
と冗長化はできないことが確かめられた。
すっきりしない実装なためあまりお勧めできないが、静的ルーティング
とRIPで実現はできる。 (IX2015はRIPと静的ルーティングを設定して
1812JはRIPのみで問題ない。)
あくまで1812J側はVLANのスイッチポートを使っての実装の話である。
できればIX2015で動的ルーティングによるロードバランシングが実装され
ているのが理想だ。
ただロードバランシングするだけだったら静的ルーティングだけでいいです。
生きてるほうの回線で自動復旧とかやらせようとすると1812JとIX2015で
は大変だと言うことです。
あとはRIPのタイマーをいじって高速復旧とかやってます。

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