cisco 1812jの方には前記したようにCBWFQ+LLQでQoSを掛けてあるが
ネットワークの途中にあるIX2015には掛けてなかったのでQoSの設定を
してみることにした。
IX2015のQoSはCiscoほど自由度が無くとりあえずPQで掛けて
みることにした。
とりあえずネットゲーのパケットはHigh queueにそれ以外はNormal
ファイルサーバーはLowに分類することにした。
IX2015のプライオリティーキューイングはクラス内のパケットの優先順位
ということでクラスが変わると無効になってしまうらしい。
ここでひとつ落とし穴、最初1つのクラスにするのではなく複数のクラスに
分けて記述してpriorityコマンドとbandwidthコマンドで制御しようとしたが
priorityコマンドはCiscoと違って輻輳の有る無しにかかわらず指定したレート
を上回るパケットはドロップする仕様らしい。なのでCiscoのLLQとは
ちょっと違った動作をするのであった。
なので使えないのでまずクラスを1つにしてbandwidthを設定して
queue-limit 8 32 64 96としてqueueの深さを設定してHigh queue をあまり
バッファーしないように設定する。
それとpolicy-map ~とするとclass-defaultが勝手に出来てしまうので
match any Normalとして明示的にほかのパケットはNormalと宣言して
やらないと未指定のパケットがclass-defaultにヒットしてPQがうまく掛からない
現象が発生する。つまりIX2015のPQはクラス内のPQなので少し面倒だ。
IX2015でPQを使う場合あくまでクラスは1つしか使えないということだ。
設定を完了してしばらくネットワークを使ったあとsh policy-map interface
で確認を取ってみると、High queueがpeakで4 queueバッファしてることが
わかったマージンは倍あるのでよしとしよう。
あまりバッファーしても遅延してしまうので要注意だ。
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