どうしても接続するケーブル長がインピーダンスに影響してしまう。
フロートバラン接続時でもケーブル長の影響はなくならないというか
まったく改善されない。
フロートバランをつけたとき(1次側巻線直下)は帯域が広がるだけで
同軸のケーブル長の影響は変わらなかった(インピーダンスに対して)
この問題を解決できないとEHアンテナは安心して使えない。
ただひとつわかったことはケーブルの状態(とぐろ巻き、伸ばした状態)
にかかわらずインピーダンスは変動しないということがわかった。
このことからマイクロバート的な動作をしているとは考えにくい
ためしにパッチンコアをアンテナの根元に挿入してもインピーダンスには
変化がなかった。同軸を手で触ったりしてもインピーダンスに変化はなかった。
よってコモンモードの発生によって起こっているのではない。と仮定することにした。
今回製作した自作EHアンテナは1次側と2次側はアイソレーションをとっているし、
その後に強制バランを入れている。フロートバランは帯域が広がり思わしくない動作
をするので強制バランにした。
ふと頭をよぎったのは集中定数のみでインピーダンス50Ωの回路を組んだとして
回路のロスがほとんどないとしたら回路に投入した電力は戻ってこないのだろうか?
計算上は戻ってこないが・・・
ためしに0.1オームの抵抗をEHアンテナに入れて見ればわかると思う。
それで仮に戻ってきていたとすると同軸の長さが影響するのもありえない話
ではなくなるのではないか?
フロートバランを入れると帯域が広がるのも説明がつきそうだ。
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