2010年11月1日月曜日

EHアンテナの輻射している場所

EHアンテナはコイル部分から輻射していてシリンダー
からはほとんど輻射しないことがわかった。
これはEHアンテナNo.2を解析していてわかったことだが
シリンダーは帯域幅を広げる役割をして
ほとんど放射には寄与しない。
つまりシリンダー部分を真空バリコン等に
置き換えても電波は出るということ。
EHアンテナを垂直に立てると水平偏波である。
水平に立てると垂直偏波で8の字指向性が出てくる。

電波を放射しているところは1次・2次コイルの
部分から強力に放射している。
つまりEHアンテナは帯域幅の広い
MLA(微小ループアンテナ)であることがわかった。
1次・2次コイルを大きく作ると効率が良くなる。
EHアンテナNo.2は1mmのホルマル線なので3mmの
エナメル線を使った場合の1/3の大きさしかなく
感度低下を招いたようだ。
アンテナのQはシリンダー長でほぼ決まるので
巻き線の太さはほとんど関係ないようだ。

ということで多巻きMLAアンテナのようになり
設計は楽になると思われます。

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