2010年9月21日火曜日

FT-450のDSPについて・・・

FT-450のCONTOURはFMモードでも使えることから
たぶんDSP内部の復調後に掛けているのか?
CONTOURをCWで使うと弱い信号が浮き上がってくる。
ボリュームを上げたときとは違う感覚だ。

サンプリング周波数は24KHzだと12KHzの信号まで
再現できるので中間周波数とオーディオ帯域がそれほど
離れていないことになる。
ということでDSPの入力と出力のサンプリング周波数
を同じ24KHzにしてIFDSP化してしまったのだろう・・・

変調の処理は以外に重い処理が多い。
(SSBの場合ヒルベルト変換など)
特にFM変復調は大変なんじゃないかと思う。
FM変調自体はsin関数の参照だけですむけど
FM変調前にIDC&スプラッタフィルターをデジタルフィルター
で組むとなるとどうしても演算処理が重くなってしまうような
感じがするのだ。

受信時にCONTOUR+ノッチ+DNR+WIDTH+復調
送信時にMIC EQ+スピーチプロセッサ+帯域制限+変調
これをサンプリング周波数24KHzで回すとなると
それなりのDSPじゃないときつい。
最近のDSPはC言語で普通組むのが主流だけどまさか
YAESUさんアセンブラに手を出したんでは・・・

総合的にFT-450のDSPプログラミングを評価すると
合格!!です。

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